伊勢丹新宿店出展します。

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ゴールデンウィーク明けに伊勢丹新宿店の催事に出展することになったので鋭意切り絵製作中。

5月9日〜14日、伊勢丹新宿店5階 ツールド「旬」コーナーにて。

本の森の〝もの〟がたり

3日あたりから徐々に商品が並び始め、9日から本格展開される予定です。


夜の庭師

夜の庭師 (創元推理文庫)

東京創元社さんから発売されている『夜の庭師』の装画を担当しています。

ブックデザインはBooks and Modernの個展の際に知り合った藤田知子さん。

子供向けのファンタジーですが、大人が読んでも引き込まれる世界観。

ホラーといえばホラーですが、怖さよりも主人公の子供達の成長に主眼が置かれている感じで、子供の時の自分が読んでいたらきっと夢中になっていたと思います。

ディズニーで映画化されるそうで、どんな作品になるのかとても楽しみです。

メリダと恐ろしの森みたいな雰囲気になるのかな。

 

elk.bookmeter.com

www.sankei.com

 

 

 

 

2017年

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2017年が明けました。

個人主義に走る国々、各地で起きるテロ、なんだか暗い世相ですがとにかく新しい一年の始まりです。

 

私の2016年は、個展の開催と双子の妊娠、出産がメインイベントな年でした。

ご報告が遅くなりましたが11月頭に無事に男の子の双子を出産しました。

3歳娘と合わせて3人の育児に、文字通り寝る間もない日々を送っています。

 

今週のお題「2017年にやりたいこと」

 

ひとまず「6時間以上連続で眠りたい」

目標というより欲求ですね。

双子の二人の授乳の時間を合わせてあるのでそれぞれ別の時間に泣き出すことはないのですが、それでも赤子たちは3時間ごとにはお腹を空かせて泣き出します。

二人合わせて授乳に1時間はかかるので間2時間程度のこま切れ睡眠な日々です。

さらに合間に情緒不安定になった3歳児の夜泣きも入ったりして、泣かされます。

 

双子の育児には大人が3人必要と言われますが、3歳児と0歳児双子いる家の中は、大人二人がフル回転して家の中がどうにか回ります。

私は常にシフトに入り、母と夫、義母などがシフト制で入る「チーム育児」のような状態。今後の人員確保が課題です。

それでも春頃になれば少し落ち着くと思うので、双子の生活リズムを整えてお昼寝の間だけでも自分の時間を持ち、少しずつ製作も再開していきたいと思っています。

 

これから先の育児がどうなるかわかりませんが、

 

今年は作れなかったカレンダーを作ること

あーとの間の講師、oyakoあーとの教室を再開すること

娘のために数の絵本を作ること

切り絵で絵本を作ること

 

くらいは今年中にできたらいいなと思っています。

 

あとは体作り。

産前2ヶ月ほど自宅安静と入院でほとんど動かず過ごしていたので、産後は階段を上るのもやっとという状態でした。

少しづつ筋力をつけ、双子のお散歩がてら歩くことから始めて、今年中に少しは走れるようになりたいです。

 

娘の産後3年でようやく10km走れ、1.5km泳げるようになっていたので、あと自転車練習すればトライアスロンのオリンピックディスタンスなら出場できるかなと思っていたところでの妊娠でした。

次の3年後には今度こそオリンピックディスタンスの大会に出たいです。

 

それから、始めたばかりの10年日記。

アピカ 10年日記 横書き 日付表示あり B5サイズ D305

これをとにかく1年継続していくことですね。

この10年は記録しておいたらきっとあとで楽しめると思うので頑張ります。

 

寝不足の頭でまとまりのない文章になってしまいましたが、2017年もよろしくお願いいたします。

 

3つの心臓

前回の更新から随分経ってしまいました。
個展が終わった途端気が抜けてしまい、疲れがどっとでたようです。
 
 
それも仕方のないことと言い訳させて貰えば、私の体の中に、今心臓が3つあるのです。
一つは通常通り左胸に。
あとの二つは子宮の中に。
 
現在妊娠7ヶ月。
二卵性双生児がお腹の中に育っています。
 
自分が双子を妊娠するなんて思ってもみませんでした。
そして双子を妊娠することがこんなにも一人を妊娠することと違っているとは考えてみたこともありませんでした。
 
まず上の娘のときの産院で妊娠を確かめたのですが、多胎だとわかった途端、他の病院送りになりました。
 
多胎は妊娠中も出産もハイリスクになるので、NICU(新生児集中治療室)などがある総合病院でしか出産を受け入れてくれません。
 
家から徒歩で行ける病院での出産は叶わず、電車か車で通える範囲の病院を探しました。
双子の出産は帝王切開のみという病院がほとんどだったのですが、状態が良ければ普通分娩も可能という病院をどうにか分娩予約できました。
 
妊婦検診は普通妊娠中期になれば1ヶ月に一回ですが、多胎はよく経過を見ることが必要なので常に二週間に一回検診に行っています。
病院は予約していても診察まで3〜4時間かかることが多く、1日つぶれてしまいぐったりします。
 
つわりは多胎だから重くなるとは言い切れないようですが、私にとっては間違いなく上の娘のときよりも重かったです。
 
お酒を飲みすぎてもう少しで吐きそう、吐いちゃう。。という状態が朝から晩まで2ヶ月くらい続きました。
4月ごろから気持ち悪くなり始め、ゴールデンウィーク前がピークでした。
冷蔵庫を開けては匂いで吐きそうになり、冷凍庫も、流しも、夫の上着も凶器のようでした。
 
つわりが終わったと思ったらすぐにお腹が大きくなり始め、胃が圧迫されだんだんに体が不自由になってきます。
一人の妊娠の安定期のように楽な時期がまるでなく、かれこれ半年ほどずっと不調が続いています。
 
個展の開催時期が比較的楽だった時期にあたり、本当に助かりました。
 
すでにお腹は娘のときの妊娠9ヶ月くらいになってしまっています。
それでもお腹の中の子供達はまだ700g程度しかなく、まだあと3ヶ月くらいはお腹の中で保たせなくてはいけません。
 
体がもつ気がしません。
 
 
多くの人がそうであるように双子というと、かわいい、不思議、面白い(でも二人同時の育児は大変そうだなー)という程度のイメージしかありませんでした。
妊娠中も想像される産後もこんなにハードだとは思いもしませんでした。
 
マタニティブルーもあるのでしょうが体が辛くなっていくのに比例して、気持ちがどんどんネガティブになっています。
 
とはいえお腹の中の子供達は元気に育っています。
右と左でそれぞれに元気に動いているのを感じるのは不思議で面白いです。
 
これからどうなることやら分かりませんが、滅多にできない経験だと思ってどうにか楽しもうと思います。
 

本日個展最終日です。

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Books and Modernで開催中の個展、本日最終日です。

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f:id:takemura-toyoko:20160618110921j:plain体調面などから、しばらくは大きな展示はできないと思いますが、Books and Modernでのこの展示は様々なきっかけを産んでくれそうです。

 

最終日、またたくさんの出会いがあるといいなと思います。

とても暑いですが、もしお時間ありましたらご来場ください。

 

 

2016年6月18日(土)まで
乃木坂Books and Modern
東京メトロ千代田線乃木坂駅2番出口より徒歩2分)
http://booksandmodern.com
にて開催
西洋と東洋が交錯し優雅な文化が息づく国、ハンガリー。人々の心をとらえるのは、目に見える街の風景、建築、音楽や文学の洗練の奥に潜む摩訶不思議で多彩な表情。
とりわけ民話の世界は文化や文学の様式ではくくれない不条理とユーモアを湛え、魔術的リアリズムで繰り広げられます。

本展ではイラストレーション作家、竹村東代子が、もうひとつの世界「切り絵」でハンガリー民話の世界を表現します。ライフワークの緻密な動植物作品とともに超絶技巧で切り抜かれた民話世界が、見る人を「魔術的な午後」に誘います。

新作切り絵作品約60点を展示販売

作家在廊中は切り絵の実演もあります。