剣岳から黒部ダムへ


剣岳を下って、雷鳥沢のキャンプ場では温泉にも入れたのでホテルで山盛りのアルペンカレーを食べたりして一日休息。
翌日は立山連峰の雄山だけ登り、一気に下りました。
山頂の神社にお参りしたときにはフリースにジャケット着ても寒さに震えていたのに、その後一気に標高にして1000mくらい下ったので三時間後くらいにはTシャツで十分なくらいになっていました。
汗だくで下る道の上をロープウェーが通っていて、なんだか少し悲しくなりました。

下った先は黒部ダム
雄大な大自然の中に突如として現れた巨大な人工物と、世界各国からの観光客の軍団。
町から観にいったら感じないのかもしれない違和感にちょっと気持ち悪くなりました。
黒部の奥から沸いてきたものすごくきれいな水も、ダムに堰止められるとプールの水のように澱んでしまっていました。
私たちの文明が滅びて、電気のない文明の人たちがこのダムを見たら、なんのためにこんなことしたのかさっぱりわからないだろうなあ。

なんてちょっと物悲しくなりながら黒部のほとりで一泊して、翌日昼の高速バスで帰ってきました。

気持ちよかったけど疲れました〜
山で行動してるにも関わらずなんだか食欲もわかなくて、全体的に体力の衰えを感じてしまった旅でした(**)