■
今日は12月8日、日本が真珠湾攻撃をした日です。
太平洋戦争とは何だったのか、特攻とは何だったのか、その時代に生きた人たちはどんな気持ちで生きたのか。
私たちと同じ戦争を知らない世代の主人公が、全く存在を知らなかった祖父のことを調べるうちに、戦争体験者たちからその時代の話を聞いていくことになります。
戦争体験者たちがその後の人生を様々に送っていること、子や孫にも話さなかった大きな体験を胸に秘めていることに改めて気づかされます。
あくまで海軍の側から見た状況だけですが、太平洋戦争の戦局の変化、どのようにして日本が敗戦に向かったのかも、まるで自分がその時代を体験しているかのように見えてきます。
世界恐慌から戦争に向かった時代とどこか似ている今の状況だからこそ、私たちは戦争がどういうものかを知る必要があると思います。
全ての人に読んで欲しい本です。