奇跡のリンゴ

アップルパイが好きだけど、本当に好きなのは中身のリンゴだと気づいてから、リンゴをチンして食べるようになりました。
リンゴを薄くスライスして、レンジで3分チンすると焼きリンゴ風になります。
砂糖を加えなくても甘くてジューシー。毎日一個は食べたいところです。

一日一個のリンゴで医者要らずと言われるくらい体にいいリンゴ。
私たちに身近な果物の代表であるリンゴ。

なのに、ものすごい量と種類の農薬を使って育てられていること、そうしなければ現代の甘く大きなリンゴは決して無事には育たないということを私は知りませんでした。

農作物は人の手を存分に加えないと無事に育ちません。
でも、植物が自力で育つ力を奪ってきたのも人間なのかもしれないと、この本を読んで思いました。

秋川さんの挑戦は、リンゴのことにとどまらず、私たちがこれから持続可能な社会を作っていくための大きなヒントなのかもしれません。

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 (幻冬舎文庫)

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 (幻冬舎文庫)