個展今日からです

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「枯れない花輪と死なない鳥」

ハンガリーの寓話「アラニュ・ジャーダ」より。


王様が三人の王女を残して旅立つ前に娘たちに花輪と鳥を与えます。

貞節を守って生活していれば花輪と鳥は美しく保たれているはずですが、上の二人の娘は侵入してきた王子とやりたい放題。

末娘のアラニュ・ジャーダだけは王子が気に入らず、王子をトイレに落としたり、王子の料理やワインの樽をひっくり返したり、大怪我をさせた上で傷口に塩と唐辛子とガラスの欠片を擦り込んだり(全治1年)して撃退します。

王様が帰ってきた時、上の二人の娘の花輪と鳥は散々な状態でしたがアラニュ・ジャーダのだけは美しく保たれています。


単純な寓話ですが、アラニュ・ジャーダの王子への仕打ちがかなり酷くて面白い話でした。

美しく保たれて枯れない花輪と、恐らく死なない魔法の鳥はどんなだろう?と想像して作った作品です。



竹村東代子個展

「猫のいるところで鳥を飼う提案」

9月14日〜29日

東急目黒線西小山駅」徒歩1

curl up cafe curlupcafe.com

初日の今日は11:0016:00ごろまで会場にいる予定です。