縄文号とパクール号の航海

[僕らのカヌーができるまで]
『縄文号とパクール号の航海』という映画が現在ポレポレ東中野で公開中です。
http://www.jomon-pakur.info

縄文号とパクール号というのは、大学の恩師で探検家・医師の関野吉晴さんと、学生とインドネシアの人々が自然から採ってきたものだけで作った船です。
インドネシアから日本まで述べ3年かけて航海してきました。

私も船作りに少し参加しました。
船を作るための道具を作るための砂鉄を集めたり、砂鉄から鉄を作るためのたたら製鉄をしたり、船の舵に使うシュロ縄をなったり。

どれも時間と根気と体力のいる作業でした。
たくさんの学生や卒業生が、単位にもお金にもならないのに参加して汗を流しながら作業し、その積み重ねで船ができました。

航海の様子をまとめたものはテレビでも放映されたのですが、映画はより臨場感溢れるものになっています。
テンポも良く、単純にみていて面白いです。

ただ、船のシーンばかりなので、あんまりかぶりつきで見ると船酔いするかもしれないです。
私も見終わったかとしばらくは周りが揺れていました。

でも一緒に旅をした気持ちになれました。