2017年
2017年が明けました。
個人主義に走る国々、各地で起きるテロ、なんだか暗い世相ですがとにかく新しい一年の始まりです。
私の2016年は、個展の開催と双子の妊娠、出産がメインイベントな年でした。
ご報告が遅くなりましたが11月頭に無事に男の子の双子を出産しました。
3歳娘と合わせて3人の育児に、文字通り寝る間もない日々を送っています。
今週のお題「2017年にやりたいこと」
ひとまず「6時間以上連続で眠りたい」
目標というより欲求ですね。
双子の二人の授乳の時間を合わせてあるのでそれぞれ別の時間に泣き出すことはないのですが、それでも赤子たちは3時間ごとにはお腹を空かせて泣き出します。
二人合わせて授乳に1時間はかかるので間2時間程度のこま切れ睡眠な日々です。
さらに合間に情緒不安定になった3歳児の夜泣きも入ったりして、泣かされます。
双子の育児には大人が3人必要と言われますが、3歳児と0歳児双子いる家の中は、大人二人がフル回転して家の中がどうにか回ります。
私は常にシフトに入り、母と夫、義母などがシフト制で入る「チーム育児」のような状態。今後の人員確保が課題です。
それでも春頃になれば少し落ち着くと思うので、双子の生活リズムを整えてお昼寝の間だけでも自分の時間を持ち、少しずつ製作も再開していきたいと思っています。
これから先の育児がどうなるかわかりませんが、
今年は作れなかったカレンダーを作ること
あーとの間の講師、oyakoあーとの教室を再開すること
娘のために数の絵本を作ること
切り絵で絵本を作ること
くらいは今年中にできたらいいなと思っています。
あとは体作り。
産前2ヶ月ほど自宅安静と入院でほとんど動かず過ごしていたので、産後は階段を上るのもやっとという状態でした。
少しづつ筋力をつけ、双子のお散歩がてら歩くことから始めて、今年中に少しは走れるようになりたいです。
娘の産後3年でようやく10km走れ、1.5km泳げるようになっていたので、あと自転車練習すればトライアスロンのオリンピックディスタンスなら出場できるかなと思っていたところでの妊娠でした。
次の3年後には今度こそオリンピックディスタンスの大会に出たいです。
それから、始めたばかりの10年日記。
これをとにかく1年継続していくことですね。
この10年は記録しておいたらきっとあとで楽しめると思うので頑張ります。
寝不足の頭でまとまりのない文章になってしまいましたが、2017年もよろしくお願いいたします。
3つの心臓
本日個展最終日です。
Books and Modernで開催中の個展、本日最終日です。
体調面などから、しばらくは大きな展示はできないと思いますが、Books and Modernでのこの展示は様々なきっかけを産んでくれそうです。
最終日、またたくさんの出会いがあるといいなと思います。
とても暑いですが、もしお時間ありましたらご来場ください。
2016年6月18日(土)まで
乃木坂Books and Modern
(東京メトロ千代田線乃木坂駅2番出口より徒歩2分)
http://booksandmodern.com
にて開催
西洋と東洋が交錯し優雅な文化が息づく国、ハンガリー。人々の心をとらえるのは、目に見える街の風景、建築、音楽や文学の洗練の奥に潜む摩訶不思議で多彩な表情。
とりわけ民話の世界は文化や文学の様式ではくくれない不条理とユーモアを湛え、魔術的リアリズムで繰り広げられます。
本展ではイラストレーション作家、竹村東代子が、もうひとつの世界「切り絵」でハンガリー民話の世界を表現します。ライフワークの緻密な動植物作品とともに超絶技巧で切り抜かれた民話世界が、見る人を「魔術的な午後」に誘います。
新作切り絵作品約60点を展示販売
作家在廊中は切り絵の実演もあります。
横浜きのこ大祭
明日は個展の最終日ですが
こちらも明日開催されます。
去年の秋から開催されている横浜きのこ大祭。
予想を超える盛り上がりで、今年の夏、さらには秋には一週間にわたる開催も予定されているそうです。
なんできのこ?
と思う方には???でしょうが、ここ日本できのこ熱は年々高まりを見せているのです。
関西を中心に始まったきのこブームは次第に関東に広まり、去年の秋は私が知るだけでも10個ほどのきのこイベントがありました。
最近出たきのこ関連書籍もこんなにたくさん。
きのこへの興味も、採集、観察、グッズ集め、擬人化、菌食(きのこを食べること)など多岐にわたっており、一言で「きのこ好き」と言ってもその興味の幅は広いのです。
そんなきのこ好きのためのきのこ好きによるイベント
横浜きのこ大祭
きのこを見て、食べて、愛でる
きのこ好きによる、きのこ好きのための祭です。
初夏祭りとしてきのこシーズンに備えます!
秋祭りは9月予定。
きのこ好きを「きのこのこ(子)」と称し、「きのこのこ
そして、より多くの方にきのこの多面的な魅力をお伝えし
また、「フクオカきのこ大祭」「ナガノきのこ大祭」とも
コンテンツ
◆きのこ狩り体験(椎茸・マッシュルーム)
◆クラフト作家・手作り作家さんたちの、きのこをモチー
◆アート作品・写真作品できのこをモチーフにしている作
◆きのこ農家様・生産者様による商品販売
◆きのこを使った食品・惣菜類の試食・販売
◆きのこ栽培キット、きのこ狩り、などの紹介・販売
◆きのこを模った商材を取り扱うメーカー様のご協賛・販
◆きのこをテーマとした楽曲演奏
◆きのこテーマのパフォーマンス etc.
とのこと(FBページより)
お近くの方も遠方の方も、興味持たれたら足を運んでみてください。
私も少しですがkuusenブースに委託出品しております。
明日 6月18日
11:00 - 17:00
ハウスクエア横浜
〒224-0001 横浜市都筑区中川 1-4-1
ハンガリー民話について
- 作者: ジュラオルトゥタイ,リンダデーグ,アーグネシュコヴァーチ,Linda D´egh,´Agnes Kov´acs,Gyula Ortutay,徳永康元,石本礼子,岩崎悦子,粂栄美子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1996/01/16
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 10回
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今回の個展のテーマになったハンガリー民話。
日本ではほとんど知られていないと思います。
なせハンガリー民話をテーマにしたのかと問われることが多いので書いてみます。
私は子供の頃から日本の民話や昔話が好きで、大学は美術大学でしたが民俗学に力を入れていたので民俗学についても学ぶ機会が多く、次第に各国の民話に興味を持ちました。
一時期いろいろな国の民話を読んでいたのですが、その中でハンガリー民話は、ずば抜けて面白かったのです。
その魅力はひとことでいうと多彩なモチーフと奇想天外なストーリー。
西洋的でもなく、東洋的でもない。
すごく土着的な雰囲気のあるものなど、他では見たことのないモチーフがゴロゴロ出てきます。
ストーリーも人間の欲がはっきりと出ている割にあっけらかんとした感じが面白くて
(岩波文庫のこのハンガリー民話集はオルトゥタイさんという民俗学者的な方が各地の民話のかたりべを訪ねて収集した話をあまり編集しないで収録している感じなので余計そうなのかもしれませんが)
読む人を置いてけぼりにするほどの奇想天外なストーリーも面白く、とてもそそられました。
後から知ったのですがハンガリー人というのはモンゴルあたりで日本人と別れたと言われているらしく、言語体系や名前の性、名の順など共通点が多いのです。
この展示の最中にもいろいろと縁を感じられるようなことが起こり、ますます行ってみたい国になりました。
この岩波のハンガリー民話集は今はもう絶版になってしまったようです。
展示に合わせてBooks and Modernでも中古の状態の良いものをたくさん仕入れてもらったのですが、予想外の売れ行きでほとんどがなくなってしまいました。
私の作品を見て少しでもハンガリー民話に興味を持ってくれる人が増えたのなら嬉しい限りです。
結果的に一ヶ月近く続いたこの個展も、いよいよ明日が最終日です。
明日は12時半頃から19時まで在廊予定です。
竹村東代子作品展 魔術的な午後〜ハンガリー民話の世界
2016年6月18日(土)まで(会期再度延長になりました)
乃木坂Books and Modern
(東京メトロ千代田線乃木坂駅2番出口より徒歩2分)
http://booksandmodern.com
にて開催
西洋と東洋が交錯し優雅な文化が息づく国、ハンガリー。人々の心をとらえるのは、目に見える街の風景、建築、音楽や文学の洗練の奥に潜む摩訶不思議で多彩な表情。
とりわけ民話の世界は文化や文学の様式ではくくれない不条理とユーモアを湛え、魔術的リアリズムで繰り広げられます。
本展ではイラストレーション作家、竹村東代子が、もうひとつの世界「切り絵」でハンガリー民話の世界を表現します。ライフワークの緻密な動植物作品とともに超絶技巧で切り抜かれた民話世界が、見る人を「魔術的な午後」に誘います。
新作切り絵作品約60点を展示販売
作家在廊中は切り絵の実演もあります。
残り3日となりました。
乃木坂Books and Modernでの展示、残り3日となりました。
18日までです。
今日は数時間だけでも行く予定だったのですが、風邪をひいて頭痛がひどいのでいけなくなってしまいました。
オーナーさんも私も体調不良が続いています。
季節のせいでしょうか。
ジメジメした季節ですが初夏のきのこたちは元気です。
近所の公園の落ち葉が積もった辺りをよく見ると、雨上がりに小さなきのこたちがたくさん顔を出していました。
Books and Modernにも18日まできのこたちが生えています。
Books and Modernで今回の展示に合わせて入荷してくれた復刻版「子供に聞かせる世界の民話」少し読んだだけですが、とても面白いです。
世界各地の民話から、テーマや内容がかぶらないように選び出された民話たち。
読み聞かせにいいように、目次のところに話の長さのおおよその目安になる印が付けられています。
昔の本は、編集に時間と手間がかけられているなとつくづく感じます。
最近の子供向けの絵本や童話は毒や詳細を省かれたものが多く、安心して読める反面面白みがありません。
ちょっと読んだだけですが、この本は詳細がしっかりと描かれていて大人も想像力が刺激されます。
私も最終日に(残っていれば)買って帰る予定です。
竹村東代子作品展 魔術的な午後〜ハンガリー民話の世界
2016年6月18日(土)まで(会期再度延長になりました)
乃木坂Books and Modern
(東京メトロ千代田線乃木坂駅2番出口より徒歩2分)
http://booksandmodern.com
にて開催
西洋と東洋が交錯し優雅な文化が息づく国、ハンガリー。人々の心をとらえるのは、目に見える街の風景、建築、音楽や文学の洗練の奥に潜む摩訶不思議で多彩な表情。
とりわけ民話の世界は文化や文学の様式ではくくれない不条理とユーモアを湛え、魔術的リアリズムで繰り広げられます。
本展ではイラストレーション作家、竹村東代子が、もうひとつの世界「切り絵」でハンガリー民話の世界を表現します。ライフワークの緻密な動植物作品とともに超絶技巧で切り抜かれた民話世界が、見る人を「魔術的な午後」に誘います。
新作切り絵作品約60点を展示販売
作家在廊中は切り絵の実演もあります。
最終日18日は12時半頃から19時まで在廊予定。