家守綺譚 (新潮文庫)
家守綺譚 (新潮文庫)

作者: 梨木香歩
出版社: 新潮社


梨木香歩さんは中学生の時に『西の魔女が死んだ』を読んで以来大好きで、ほとんどの本を読んでます。

淡々としている中に深い味わいがあって、玄米ご飯を食べているような感じがします。

日常の中に不思議なことが紛れ込んでいる感じが違和感なくて、本当は言葉や科学で説明できることばかりじゃないんだろうなと思わされます。

この本は『村田エフェンディ滞吐録』とリンクしていて、合わせて読むと面白さが増しますし、いろんなことに納得します。